ちょっとなんか日本サッカーがやばそうなので

また川渕さんに手紙を書こうと思っています。2006年大会の日本代表総括も各所でチラホラみかけますが、今回の大会はドーハの時やフランス大会の惨敗、2002年のトルコ戦敗戦以上の悲しさと、これまでとは全然違う喪失感があります。

なんなんでしょう、この感覚は・・・。ブログで色々書いても、川渕さんには伝わらないような気がします。

川渕ヤメロ!という声も多々あります。私も今回の成績というわけではなく、代表のサポート体制など全体も含め一度川渕さんに進退問題も含め、真剣にそして原点に立ち返って考えてもらいと思い、手紙を書こうと思っています。

以前、埼玉スタジアムで行われた予選(久保のロスタイムで勝った試合)の後、川渕会長に「ジーコ監督を変えてください」という手紙を書きました。

ネットで意見を書いても伝わらないと思ったからです。川渕さんはきた手紙にはちゃんと目を通すということを聞いたことがあるので、手紙を書こうと思いました。

とっても長い手紙になりまいたが、会長からきちんと手書きの返事をいただきました。

返事をもらったことも嬉しかったですが「ちゃんと読んでくれたんだ。少しでも自分の思いが伝わったのかな?」と思いました。会長から回答は「ジーコ監督を信じる」という結論が書いてありました。

協会・会長・サポーター・選手・子供達などなどサッカーを愛している全ての人たちの共通の思いって、日本のサッカーが強くなり、日本のサッカーに誇りを持てることだと思うんです。

川渕さんもサッカーを愛してる人だと思います。ただその手法や進め方に納得いかない部分もあります。

なので、もう少し落ち着いて自分の考えをまとめてから、手紙をまた書きます。


毎日日記を読ませていただいている「サッカーのある幸せ」のエルゲラさんも手紙を書くみたいですし、手紙なら川渕さんに届きます。私はサッカーを愛している人たちが、日本サッカーの頂点にいる人に対して、どれほどサッカーを愛しているのか、今の日本サッカーの現状をどれだけ憂いているのか、伝えるべきだと思っています。

日本代表は日本のサッカー選手の代表なんです。それがあんな不甲斐ない負け方で・・・。世界のサッカーファンに日本代表は弱い、面白くないと言われバカにされるということは、日本中にいるサッカー選手全てがバカにされていることになります。

このまま黙っていたら、本当になんにも残りません。

KET SEE BLOGさんの焼け跡の中から にあるように本当に焼け野原になってしまいます。


手紙なら川渕さんに届きます。みなさんも手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

以前私が川渕さんに書いた手紙の全文です。長いです(笑)。皆さんが手紙を書く際の参考にして頂ければ幸いです。


■以前川渕さんに送った手紙

(財)日本サッカー協会
 川淵三郎会長 殿

○○県▲▲市在住のサッカーファンです。私がサッカーと出会って25年ほどたちました。飽きっぽい性格で何事も長続きしなかったのですが、サッカーだけは、ほそぼそと続けています。一時子供達にサッカーを教えたいと思い、準指導員の資格も取得し、今は仕事の関係でコーチ業をやめておりますが6年ほど少年サッカーを指導していた時期もあります。子供達は「プロになりたい」という夢を持って日々楽しそうにサッカーをしていました。「この子たちが大人になってずっとサッカーを愛してくれるようにがんばろう」と思ったものです。これも貴殿またJリーグ創設に携わってきた方々のおかげだと、お世辞抜きで感謝しています。

今回キャプテンにこのようなお手紙を書くに至ったのは、先日埼玉スタジアムで行われた1次予選オマーン戦を現地で観戦し、これからの代表にとても危機感を持ったからです。このようなお手紙を出していいものか迷いましたが、一人のサッカーファンの一意見として最後まで読んでいただけたら嬉しく思います。

実は代表戦を生観戦するのは初めてでした。2002年のW杯もチケットはもちろん取ることはできず観戦はできませんでした。フランス大会以前の代表や日本サッカーの低迷期を見てきているので「弱い代表の試合なんかに魅力を感じない。足を運ぶ価値もない」と思っており、テレビ観戦のみでした。しかしオマーン戦前のイラク戦をテレビ観戦して、マスコミ、選手、監督、サポーターから感じるぬるい雰囲気にキレました。試合見終わった後、泣いてしまいました。物心ついて泣いたのは、2002年でトルコに負けたときとイラク戦の後だけです。あまりにも情けなくて、これが日本の代表チームの試合なのか?と落胆しました。それで「現地に行って一生懸命、応援しよう」と思い、初めて生観戦しました。入場者数6万人、ミーハーなファンもいましたが、あれだけのサポーターが集まったのは、個人個人がなんらかの危機感を持っていたのではないでしょうか?。前半終了後のブーイングにキャプテンはあまり関心しないような報道がされていましたが、ブーイングはサポーターが感じた危機感の表れだったのではないでしょうか?

私も「どんなに格下と言われても、きっと苦労するだろう。1-0かな?」と思っていました。選手達の気合が空回りしながらも一生懸命やっていたのはわかりますし、ブーイングをしたい人はいないと思います。選手で予選を経験してるのは中田選手だけですが、サポーターはフランス大会以前の辛く胃の痛い予選を経験してるからこそ、あのブーイングが出たのではないでしょうか?。中村選手がPKを外した時だって、落胆の声のあと「切り替えていこう!次がんばろう!」と励ましの声も大勢のサポーターから出ていました。なのでブーイングしたサポーターの気持ちもわかってください。


試合の内容ですがお粗末きまわりないもので「勝ってよかった」だけの試合でした。二晩頭を冷やしてよく考えましたが「本当にドイツは大丈夫なのか」という思いと、2006以降も続く日本代表を考えた時、非常に不安になりました。

この手紙で私が伝えたいのは「キャプテン、泥をかぶってください」です。監督を変えるか、100歩譲ってしっかりした副官を置いてください(エドゥさんではありません)。

キャプテンがジーコ監督を推薦したのは各種報道で知っています。キャプテンの責任問題が出る場合もあると思います。ジーコさんの日本サッカーへの多大な貢献はわかります。多くのサッカーファンもそれは重々承知していますし、感謝もしてるはずです。そのようなジーコさんに引導を渡すのはキャプテンからすれば苦渋の決断なのもわかりますが、だからこそあえて泥をかぶってください。お願いします。決断できるのはキャプテンだけなのです。


中田ヒデ選手が自身のテレビ番組でも「日本の国民性にあっているのは、規律正しいサッカーだけど、次の段階に行くには選手自身で考えるサッカーに転換していく必要がある」というような発言していました。私もそうだと思います。決められたことだけしかできないと、いいところまではいくでしょうが、世界のトップ10に常に入っているような国になるには、自主性・自由な発想・自己責任による代表チームが必要なのはわかりますし、その壁を越えるのにはとても苦労するのも容易に想像できます。

突き詰めていけば、それは日本の教育改革や社会全体の考え方も変えていく必要があり、それには長い年月が必要であると思います。

当初、ジーコさんが監督に就任したときには、監督経験がないとかいろいろ言われましたが、私はきっといい方向に向かっていくのではないか?と思っていました。黄金世代と言われる選手達なら、「自主性と自己責任、いわゆる自分達で考え、自分達で危機管理を行い、自分達で状況を打開できるような代表を作り上げる大きな壁を乗り越えられるはず、きっとできるはずだ」と思っていました。

でも現実は違ったようです。

各選手も、世界のトッププレーヤーと比較したら、まだまだサッカー選手としては子供の部分もあるかもしれません。しかし国の代表にまで登りつめた選手達です。それぞれプライドや自己主張はあるでしょう、コミニケーションもとれるはずです。

ただ、それを発揮させる道筋やベクトルを示すのは監督の役割なのではないでしょうか?。今はいわばコンパスや地図もなしに沖へでるようなものです。

最近の代表戦を見ていて、自分の心に沸々と沸いてくるジレンマの原因は「君達なら、もっともっとできるはず」という思いがずっとあるからなんです。


私は2002年移行の協会が示すサッカー指針はトルシエ(全面的に支持するわけではありませんが)やそれまで積み上げてきた日本サッカーの土台、つまり速いパス回しと高い位置からのプレス、自分を犠牲にしてスペースをつくり、選手達がフリーランニングにより自在に創り出すスペースを次々に埋めていくようなサッカーに、攻撃での最終的な局面に”自由”というエッセンスを加えていくものだと思っていました。


でも現実は違うようです。ジーコになって1年半。これまで積み上げてきたものは清算されてしまったように感じます。

2002年が終わった時は悲しくもありましたが、これほど次の予選が愉しみな気持ちはありませんでした。中田がいて、小野がいて、中村がいて・・・。2002年はうまいけれども、まだ若いチームでした。しかし2006年には選手達はサッカー選手として、絶頂期を迎えるはずです。「これからどんなに楽しく強いサッカーが見られるんだろう」ととてもとてもワクワクしていました・・・。

そうはいっても予選は厳しいことはフランス大会予選やドーハで痛いほどわかっています。それはキャプテンも同じ、いやもっと大きいものでしょう。

でも厳しい中でも「次」を予感させる試合を見せてくれるものと思っていました。しかし監督や選手たちから発せられる言葉は1年前から全然変わっていません。「前にスペースがなかった」「あがるタイミングが・・・」「守備とのバランスを考えて・・・」「プレスをかけるタイミングが・・・」。選手達から聞かれるコメントは毎回毎回いつも同じです。これらに関して何のの対策も講じていないのでしょうか?。

まだ1年半と考えるのかもう1年半と考えるのか・・・。日本人はとかく心配性の国民性ですので、余計にそう感じるのかもしれませんが、それを差し引いても、悲しく、心配になってしまします。もう予選は始まっています。1年半もたてば、赤ん坊も言葉を喋りだす年月です。真剣勝負の予選で調整できるようなブラジルとは日本は違うと思います。

アジア枠が4.5もあるとはいっても、ブラジルも苦戦し、かつてフランスやオランダも敗退するような厳しい予選です。なにがあるかわかりません。

それよりもドイツが終わった後、今後未来永劫続いていく日本サッカーを考えた時、今の代表強化、つまり個人のうまさとその場しのぎだけで行う方法では今後何も残らないような気がしてなりません。

今の代表を見ると中田選手と中村選手のうまさとつよさを中心にしているだけに感じられます。この二人の才能のみで機能していると思っています。特に中田選手がケガなどで予選に出場できなかったらと考えるとゾッとします。

また、「簡単にボールを取られないように」「ワンタッチツータッチで簡単にボールをつなくように」といった決め事にもならないことを指示するだけでいいのでしょうか?。ワンタッチツータッチで”前”にボールを運ぶには、約束ごとが必要なのは素人でもわかります。今の代表を見ると横にしかボールは動きません。

このような個人の能力のみで打開するサッカーは技術委員が提唱する今後の日本サッカーを踏襲したものなのでしょうか?このサッカーで今後日本は世界と戦っていくのでしょうか?中村や中田が2010年のW杯に出れるとは考えていません。彼らが引退した後はどうするんでしょうか?何が日本サッカーに残るのでしょうか・・・。


日本はここ10年で目覚しい発展をとげ、サッカーファンの誰もが「予選突破して当たり前」と思っています。私もそうです。ただ、W杯に出たといってもまだ2回です。しかも1回は予選免除。トップ10に入るような国のように日本サッカーはまだ成熟していません。


現在に日本代表・ジーコ監督に対する私の印象です。

・1年半前と全く変わらないコメント。
・ノルマのない監督契約(トルシエの時はあんなに厳しかったのにどうしてしまったんでしょうか)。
・ボゼションサッカーといいながら、横パスだけのサッカー。
・足元パスばかりのフリーランニングゼロの誰も動かない中盤。
・体調不充分の選手を3人も使ってしまう監督(事前に熱があったにもかかわらず山田のバックアップすらなし)
・リーグにまともにでていない海外組の優遇。
・選手同士がなぜかバラバラに感じてしまうチームの雰囲気
・試合が終わるとブラジルに帰ってしまう代表監督
・「2週間このメンバーで練習できたらチームを強くできる」と現状のカレンダーをまったく見ていないのかと思える発言。


目標は2006年に日本サッカーを世界に見せ付けてやることなのではないのでしょうか?ジーコ監督のノルマは?最終予選突破ですか?突破できなかったら監督辞任して終わりになってしまいます。その後私たちには何が残るのでしょうか?想像したくもありません。

他にも感じることは山ほどあります。私自身ここまで代表の試合に興味を失ったことは、かつてありません。

世界トップ10を目指すには「個」の強化はもちろん重要な要素なのはわかります。最低限の組織、1次予選でこんなサッカーをするようなレベルにまで、日本の組織は崩壊してしまいました。

トルシエジーコ、そのコンセプトは180度まったく違います。規律と自由。それもお互い極端に尖った部分で。

もう少しゆるやかなサッカースタイルの移行はできなかったのでしょうか?。

いまとても悲しく残念で、今後の日本サッカーのことを考えると落胆の思いでいっぱいです。

サッカーと日本サッカーを愛する一人のサッカーファンの切なる要望です。監督を変えてください。川渕キャプテンお願いします。


住所


氏名

「はてなSNS」のインターフェイスは「はてなグループ」で使えばいいのに・・・

最近「はてな」関連で色々な意見をはてなブックマークで見るようになって、日頃はてなのサービスで常々考えていたことがあったので、自分の考えを整理する意味で私の意見を書いてみようと思います。

他のBlogサービスでいくつかブログを書いていたりしていますが、実はダイアリーを使うのも初めてなんですけど・・・。

最初「はてな」を知ったのは「はてな」の人力検索がネットでちらほら話題になりはじめた頃で「こういうサービスもあるのかあ」という程度でした。

で、ブログが巷ではやりだした頃、「はてなダイアリー」を私も使ってみました。でも、ものすごく使いにくくて、結局ダイアリーは挫折。。
はてな」で使っていたのは「はてなアンテナ」くらいでした。

なんで使いにくかったかというと、今は文字を大きくしたり、太字にしたり、リンク貼ったり「入力支援ボタン」があるので、昔よりは使いやすくはなりましたが、私が使い始めた頃はそういうボタンの類はなく、「はてな記法」っていうんですか? あれを駆使して日記を書くスタイルだったと思います。

面倒くさがり屋の私は「なんで日記を書くだけなのに、その前で苦労しなきゃいけないの?」と思い、それから「はてなダイアリー」は使っていませんでした。デザインパターンも3種類くらいしかなかったですし。

他のBlogサービスと比べて「日記を書く」という、はてなダイアリーの基本操作に全く付いていけませんでした。というか付いていこうという気すら起こりませんでした。

「なんでこういう操作体系にしたんだろう?わからないやつは来なくていい!って考え方なんだろうか?」「オリジナリティをあえて出して独創性をアピールしているのだろうか?」と思っていました。

ぼくはまちちゃん!(Hatena) - はてなのとっつきにくさMoo-t.blog - ■はてなのトッツキにくさを拝見して、「そうなんだよなあ、初心者に全然優しくないよなあ。パッと見て何をしていいのか、さっぱりわからいなもんなあ」という敷居の高さが「はてな」にはあると思います。

  • はてな記法の特殊性:慣れればすごく便利なんです。
  • ヘルプのわかりにくさ:慣れればわかりやすいんです。
  • インターフェイスの素っ気なさ:慣れればすごく見やすいんです。

はてな」のサービスって慣れれば、すごく使いやすいのかもしれません。でも慣れるまでが大変なんです。時間かかるんです。勉強が必要なんです。その慣れを”知らず知らずのうちに”克服するエネルギーというか分岐点というか、そういうのって人ぞれぞれ違うと思います。

私がはてなを苦にしなくなったのは「はてなブックマーク」であり「はてなアンテナ」であり、「人力検索」でした。「はてなブックマーク」が一番大きかったと思います。それらを使って「はてな」をより使うようになって、知らない間に少しづつ「はてな」に慣れてきたように思います。

そこで「はてな」を人に勧めて、少し使ってもらっても反応がよくありません。

パソコンを覚え初めて、ブログというものに興味を持ちだした私のオヤジに「ブログやってみようと思うんだけど、どうすればいい?」って言われて「はてなダイアリーが簡単で使いやすくてお勧めだよ!」とは言わないでしょう、絶対に。

確かに他のBlogサービスでも「慣れ」は必要かもしれません。でも「はてな」の場合その「慣れ加減」のレベルが違うような気がするんです。windowsMS-DOSくらい違うような気がします。

なんでこんなことを書いているかというと「はてなグループ」がきっかけでした。

私は社員10数名の小さな会社でWebデザインの仕事をしています。小さな会社ですので本業のかたわら、社内のシステムのことやらパソコンのことやら、そういった業務も行っています。

社内では「サイボウズ」を使って情報共有なんぞを行っていますが、もう少し違う切り口から社内の情報共有ができないかな?と常日頃考えておりまして、「社内ブログ」とか「wiki」とかの情報をはてなブックマークで見かけるようになり、「こういう方法もあるなあ」とブログとwikiを組み合わせたような社内コミュニケーションツールの導入を個人的に検討しはじめました。

小さな会社ですので、コストはかけられませんし、オーバースペックのものは必要ありません。管理は簡単なほうがいいので、自分でサーバーたてるのは避けたいところです。

そんなこんなで、いろいろなサイトを見ていたら、以下のサイトを拝見し、自分が考えていたサービスを実現するツールとして「はてなグループいいかも」と考えました。


各自の仕事の流れは「はてなグループの日記」で、情報のストックは「キーワード」で、会社の全体的な情報管理は「サイボウズ」で。
「これで実現できそうじゃん!」と思って、テスト運用してみたのですが・・・。

はてなグループ」のキーワードは好きにつくることができるので、結構便利。日記のキーワードリンクの下線がウザイですが、まあ良しとしましょう。キーワードはwikiとして切り離してしまったほうが使いやすいと思うんですが、それもまあ良しとしましょう。

ただですね、致命的なのが「はてなグループ」の日記機能とグループトップのデザインがしょぼすぎです。私はいいんですよ、わたしは。「はてな」のこういう絵面には慣れてますから。私はいいんです。。

社内で比較的若くて、自分でブログを書いている社員3〜4人を巻き込んでテスト使用してもらいましたが、やっぱり「はてな」はとっつきにくいみたいです。

「字がいっぱいあってわけわかんない。見づらいしブログっぽくないよね?」
「下線がいっぱい出て、気持ち悪い」
「何からしていいのか、さっぱりイメージがわかない」

なんでもそうですが、パッと見て「これを押せばいいのかなあ」とか「これはこうするんだろうなあ」とか、そういう「やってみよう」という気持ちが全く起こらないインターフェイスみたいなんです。まあそうでしょうね、私もそうでしたから。

はてなダイアリーだと入力支援ボタンは使えるし、ブログモードで日記が書けるので、まだとっつきやすいのかな?とも思い、はてなダイアリーで書いて、プライベートモードにしてグループ内だけで閲覧にすればいいのかと思いましたが、それだとグループの機能を発揮できないような感じがします。

はてなグループで、はてなダイアリーを使うことについてのメリット、デメリットについてよくわかりませんでした。この辺は勉強不足ですので、どなたかご教授くださると嬉しいです。

はてなグループの日記はむか〜しの「はてなダイアリー」と同じような操作感です。私は「はてなグループ」の日記に「はてなダイアリー」と同じような入力機能をもたせるべきだと思っているのですが、「はてな」スタッフはそう思っていないみたいですね。

はてなアイデア - はてなグループでも、はてなダイアリーと同様に、ボタン(太字・斜字など)を設けてほしい。という要望がありましたが、結局この要望は却下されたみたいです。

はてなスタッフのkiyoheroです。
アンケートを行いその結果などをもとに社内で再度検討を行いましたが、やはり管理ツールなど全体的なリニューアルを含めて検討させていただきたく思います。今しばらくご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。』 (2005-12-13 14:50:44)

そりゃあ、アンケートしても要望は少なかったと思いますよ。だって「はてな」を利用しているのは、「はてな」に慣れたユーザーさんばかりですし、こういった要望は「あってもなくてもいい」と思うはずです。私が「グループ」を使用することなく、社内で「はてな」のサービスを利用しようという考えがなければ、私も「別に必要ないんじゃないでしょうか?あれば便利だと思いますが・・・」と答えると思います。

ただ、初めて使うユーザーには絶対に必要だと思うんです、そういった見てすぐわかる機能って。

はてなグループ」の考え方や基本機能って中小企業向けの優れた情報共有ルールだと思うんです。機能も程々で、外の情報と紐付けされているけど閉じたネットワークを形成して、その存在自体も隠すことができて、価格もそこそこで、自社でサーバー管理するわけでもないから管理も楽で。

きっと「はてな」のスタッフの人たちって「はてなダイアリー」とか、はてなのサービスを使ってた人達がつくるコミュティツールとして「はてなグループ」作りはじめたのだと思います。

つまり「はてなグループ」を利用するのは「はてな」を今まで使ってきたユーザーというのが前提にあると思います。

でも「はてなグループ」から初めて「はてな」に触れる人もいるはずです。会社で使う便利なツールとして、はじめて「はてな」の扉を開ける人もいるわけです。

こういう人たちにとってモニタに映る画面ってとっても重要だと思うんです。「使ってみよう」とか「みやすい」とかそういうとっつきやすさってすごく大事なことだと思うんです。

そういった「とっつきやすいデザインと操作感」があれば、はてなの利用者は増えると思うんです。(でも「はてな」はそれを望んでいないのかもしれませんね・・・)

これは「はてな」にとって大きなビジネスの種だと思うんです。国内の中小企業の数ってものすごいじゃないですか。その数%が「はてなグループ」を利用し、月額またはユーザー数で課金するようにしたら、結構な数字になると思います。

社内で1ヶ月ほど運用してみましたが、結局「はてなグループ」の利用はストップすることにしました。

理由は「とっつきにくいから」です。運用側の指導や導入プロセスの問題もあったかもしれませんが、見た目で「げえ〜〜」と思われるとかなり辛いです。。

はてなスタッフの意見とかはてなアイデアの状況を見ると、今後はてなグループの方向性が大きく変化するとは思えませんので、他のサービスを検討中です。

はてなビジネス」っていうサービスがありますが、「はてなグループのビジネス版」かと思っていたんですが、全然違うんですね。

はてなグループのビジネス版」を作ればいいのにって思いますよ。

で、本題の「はてなSNS」のインターフェイスは「はてなグループ」で使えばいいのに・・

YAMDAS現更新履歴 - 「はてなSNS」でなく「はてなポータル」を目指すべきではなかったか?の記事を拝見し、「確かにあれはSNSじゃないわなあ」と思いました。「はてなSNS」を初めて見たときから、SNSではなく「SNSっぽいインターフェイスなだけだよな?」と感じていました。「myはてな」を「直感的に表現したようなもんかな?」と。

kanoseさんのARTIFACT@ハテナ系 - はてなポータルを望む―はてなはmixiの機能を飲み込め!―にもありますが、SNSみたいなインターフェイスと機能を「はてなグループ」のトップ画面にして、日記をはてなダイアリーと同じ仕様にすれば、「はてなグループ」を活用する企業が爆発的に増えるのではないか?と個人的に思います。

はてなアイデアに出しても、「はてなアイデアミーティング」のポットキャストから近藤さんの声で「う〜ん、これは却下でしょ?」と言われそうなので、ここで自分の意見を吐きだしてみました(笑)。

はてなグループ」改良案

これだけでいいんですけど。。これを「はてなグループ」に入れてくれたら売れると思うなあ。。


なんでしないんだろう。。すごく不思議。

私の考えが変なんだろうか?